ストーリーテリングについて語るブログ

ChatGPTでストーリーを作る(その4:ショートストーリーを作り、SNSに投稿しよう)

前回までは、ChatGPTを使って実際のストーリーを作成してきました。せっかく作ったストーリーなので、これを是非SNSの日々の投稿にも活かしていきましょう。1つの大作を語る場も必要ですが、日々小出しにして、ショートストーリーを語り、活動をアピールすることで、あなたの人となり、活動ぶりがわかり、あなたのファンを増やすことができます。

そのために、有効なツールとなるのがFacebook, Instagram, XなどのSNSです。現在個人でビジネスをされている人は、ほとんどの方がこのSNSを利用して発信をされています。ここにショートストーリーを入れていきましょう。

ショートストーリーの作成方法

でも、実際に日々投稿を作るのはハードルが高いと感じる方が多いかもしれません。そこも今回、ChatGPTを活用して、効率的に投稿文を作成する方法をご紹介します!

①まず、コンテンツとなるネタを箇条書きにしていきます。

最初から文章である必要はありません。以下のような感じで思いつくままで箇条書きにしていきましょう。

<エピソード>
・私がこども食堂を立ち上げた理由ー自分自身はこども時代、一人で夕食を食べる日が多かった。その時はそれをあまり疑問に思わなかったが、結婚して、旦那さんとの食事がとても楽しく、「誰かと一緒に食事をする楽しさ」を知るようになった。その楽しさを普段できないお子さんたちにも経験して欲しい。

・こども達が楽しそうに食事をしてくれるのを見ると嬉しい。もっとたくさん開催したい。そのためにはマンパワーや金銭面(食材も含め)での援助が必要。活動に賛同いただける人はご連絡いただきたい。

・ボランティアは主婦、学生、企業からの方など色々だが、違うバックグラウンドの人同士の交流も楽しく学びになるので多くの人に経験して欲しい。

・本当に貧困、虐待を受けているなどのお子さんは却って来にくいとも聞く。そういう人にこそ、勇気を出して来てほしい。君たちは一人じゃない、ということを知って欲しい。

・子育てに疲れたシングルマザー/ファーザーの人もお子さんと一緒に遊びに来て欲しい。私たちとの交流が少しでも癒しになればと思っている。

②次にこれらに対し、ChatGPTに以下のプロンプトを入れて指示を出します。


以下の文をSNS投稿用に350字程度(日本語)のストーリーとして作成してください。
・主人公は私(=主宰者)、ですます調で呼びかけるようにしてください。
・これを読んだ人がこども食堂に興味を持ってくれるような内容にして下さい。
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私がこども食堂を立ち上げた理由ー自分自身はこども時代、一人で夕食を食べる日が多かった。その時はそれをあまり疑問に思わなかったが、結婚して、旦那さんとの食事がとても楽しく、「誰かと一緒に食事をする楽しさ」を知るようになった。その楽しさを普段できないお子さんたちにも経験して欲しい。


(GPT)以下に、ご指定の条件に基づいたSNS投稿用のストーリーを作成いたします。


皆さん、こんにちは。今日は、私がこども食堂を始めた理由をお話ししますね。
子どもの頃の私は、よく一人で夕食を食べていました。その時は、それが普通だと思っていたんです。

でも、大人になってから、人生が変わりました。結婚し、夫との食事が毎日の小さな楽しみに。一緒に食べるご飯は、何倍もおいしく感じられるんですよね。

そんなある日、ふと思ったんです。「この幸せ、他の人にも知ってほしい」って。特に、普段、家族や友達と食事をする機会が少ない子どもたちに。そこで、こども食堂を立ち上げることにしました。

こども食堂では、おいしいご飯と、温かい笑顔が待っています。子どもたちが、一緒に食べる楽しさを知り、心を通わせる場所。食事はただの食事ではなく、心をつなぐ時間なんです。

私たちのこども食堂に少しでも興味を持ってくれたら、ぜひ遊びに来てください。子どもたちの笑顔と、共に過ごす時間が、あなたにも新しい幸せをもたらしてくれるはずです。一緒に、心温まるひと時を過ごしましょう。


どうでしょうか?イメージとしてはFacebookにこうした投稿を毎日すると有効なのではないかと思います。ちなみに、ChatGPTでは文字数はあまりあてにならないので、大体の目安はプロンプトに入れますが、実際はかなりいい加減です(上記のストーリーは426字でした)。

コツは「1本の見本」にあり!

そして、今は1つだけ例を作成してみましたが、残りのコンテンツも同じように作成していきます。先ほどと同じように、1つ例を作成してみて、好みの形に仕上がったら、「残りも同じように作成してください」という指示を出して作成してもらいます。そうすると、数行のポイントを書くだけで、ChatGPTがショートストーリーを作成してくれます。

コツは「まずは1本」、満足のいく形の「見本」を作ることです。何度か指示を出し、ChataGPTと「壁打ち」を繰り返すことで、1つ良い感じのストーリーを作ったら、それを見本として貼り付ければ、同様の形式で作ってくれるはずです。

今回のポイントは、たった数行の箇条書きのあなたのエピソードをもとに、ChatGPTがショートストーリーを作ってくれることです。「言いたいことはあるけど、文章化するのはハードルが高い」、「なんだか面倒臭いな」という方はこんな使い方もありますので、是非、活用してみてください!

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この記事を書いた人

米・ニューヨーク在住。ストーリーを使った「ストーリートーキングⓇ講座」認定講師。スピーチコミュニティ「伝わる!スピーチ道場」主宰。
こちらのブログでは「ストーリーテリング」、「スピーチ」を中心に、書くことで人の強みを発掘し、話すことで相手の心を掴む話し方、をテーマに書いています。

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