ストーリーテリングについて語るブログ

「伝わること」は一つではない~スピーチ勉強会からの気づき

先日、予定通り「スピーチ勉強会(①内容・構成編)」を開催しました。90分、15名の定員を上回るお申込みをいただき、有難いスタートとなりました。

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実際にやってみて、失敗や反省点は色々あるのですが、終了後、アンケートやメッセージのやり取りで、皆さんから嬉しいお声をいただき、嬉しい気持ちになりました。

私が一番気になっていたのは「自分の話す内容」が皆さんにとって有益だったかどうか、ということでしたが、参加者の方々はワークやシェアの時間を評価して下さっていたり、話し方や声を評価して下さったり、これからやるべき練習が明確になったことを喜んでくださっている方、など色々でした。

そこで感じたこと、「講師なんだから完璧に伝えなくちゃ!ミスなくやらなくちゃ!」という気持ちは大事だけれど、欲張り過ぎず、皆さんに一つでも「良かったな」「使ってみよう」と思っていただけるメッセージを届けることに注力しよう、ということでです。なぜかというと、皆さんの課題や、参加して下さった動機は人それぞれだからです。

スピーチだって同じですね。私は今回つい欲張って、「あれも、これも」と直前までスライドを編集し、追加し続けていました💦「伝えたいメッセージを極限まで精査し、心を込めて伝える」、基本的なことですが、自分でやってみて、改めてメッセージを伝えることの大切さを実感しました。

いくつになっても発表の場は緊張しますが、事前に「ああでもない、こうでもない」と思っていた自分を、終わった後には「ぴょんと軽く飛び越えていた」ような感覚を得られるのが好きです。これは昨年後半にClubhouseのDXルームで30分間話し続けたり、英語朗唱でスピーチの舞台に立ったり、という経験をした時に感じたことなんですが、最近は、その感覚を得たいがために、自分に圧をかけているのかもしれません(笑)。

一緒に勉強会を共催して下さっている神野和俊さんからも色々学ばせていただいています。神野さんは会社員の傍ら、「HxNet」など3つのコミュニティを運営されているコミュニティ作りのプロ。募集用のフライヤーを作ったり、Peatixでの募集、申し込みフォーム作成、進行管理など、様々なことをご準備いただいたり、教えていただいています。一人では勉強会をやろう、と踏み出すこともできなかったと思うので、本当に感謝です。

次回は2月25日(日)に「話し方編」を開催します。正直、私は「話す<書く」人の部類かなぁ、と思っています。でも、どんな風にお伝えしたら、心が伝わるかな、とかせっかく作ったスピーチが生きるには?ということを意識して、自分も一緒に上達するつもりでトライしていきます!

 

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この記事を書いた人

米・ニューヨーク在住。ストーリーを使った「ストーリートーキングⓇ講座」認定講師。スピーチコミュニティ「伝わる!スピーチ道場」主宰。
こちらのブログでは「ストーリーテリング」、「スピーチ」を中心に、書くことで人の強みを発掘し、話すことで相手の心を掴む話し方、をテーマに書いています。

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