心の中を言語化する– category –
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心の中を言語化する
私と「書く」こと
前回は「ストーリーテリング」について書きました。今日はなぜ、私が「書くこと」が好きになったか、についてお伝えしたいと思います。 私は子ども時代、どちらかというと「どんくさい」子で、あまり要領が良い方ではありませんでした。家でおしゃべりをするのは好きでしたが、外では人見知りで、あまり色々な人と話をしたり、授業中積極的に発言をするタイプではありませんでした。今はどちらかというと積極的に映るかもしれませんが、昔はできるだけ人前に出たくない、壁のようにひっそりとしていたかったのです。 でも、本を読んだり、日記を書くのは大好きでした。皆さんも経験があるかもしれませんが、小学校の中学年くらいまでは、毎日日記を書いて先生に提出していました。先生... -
心の中を言語化する
今日の日常は「明日の」日常ではないと思った話~「内なる言葉」言語化チャレンジ
今日は自分が心の中で感じた「内なる言葉」を言語化するチャレンジとして、つい最近、「今日の日常は『明日の』日常ではない」ということを感じた体験を話します。 先日、16歳の息子が夜塾に行くとき、初めて配車アプリ(U社とかL社などの)を利用しました。普段は夫が車で送って行ってくれるのですが、生憎一時帰国中です。私はその日出勤で、無理をすれば送っていくことはできたのですが、帰宅後急いで夕食を作り、食べさせ、何とか車に乗せて送り出すのが精一杯でした。息子が出かけた後、娘とホッとして夕食を食べていました。 すると12,3分ほど経過した頃、息子から着信がありました。「行き先が違うみたいだよ」と。私が彼のスマホに入力したのですが、違っていた!?私は慌てて... -
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「心の中」を言語化するということ(その②)~「内なる言葉」と向き合う
前回のブログで、「『心の中』を言語化する」ことについて書きました。コピーライターの梅田悟司さんの『「言葉にできる」は武器になる。』によると、自分も含め、多くの人は実際に発する言葉(「外に向かう言葉」)しか意識しておらず、自分の心の中で考えたこと、感じたこと(「内なる言葉」)を外に表現できていないようです。 「自分の心の中」を表現せずして、目の前の言葉をこね回そうとすると、そこには感情が伴わないかから「整理されていない」、「軽い」、「薄っぺらい」ものとして伝わってしまいます。今日はその「自分の心の中」で感じたことを一旦全部書き出してみる、ということの重要さ、その効果について書きます。 物事の伝わり方にはレベルがあり、本書によると、以... -
心の中を言語化する
「心の中」を言語化するということ
私がこれまでの経験、学びの中で重要だと思い、さらに学びたいと思っていることは「自分の思い」や「やりたいこと」をきちんと言語化する、ということです。 私は幼少期から本を読んだり、文章を書くことが好きでした。社会人になってからも小説を中心に好きな作家のものを読み続けました。そこから学んだ思想は自分のその後の人生の血となり、肉となって生きています。その後30代で結婚、出産を経る中で、仕事はずっと続けていましたが、いつしか手にする本はビジネス書、実用書が中心になっていきました。 そんな私が社会人生活25年以上を経て、2度目の自身の海外駐在でニューヨークに行くことになりました。 ニューヨークに来た時、何か自分の中で今後第二の人生に向けて、何かを学...
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