感動・共感を呼ぶストーリー– category –
「物語」の手法を使って物事を伝える「ストーリーテリング」関連の記事です。
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感動・共感を呼ぶストーリー
手紙の世界
今日は手紙について書こうと思います。 私は子供の時から手紙を書くことが好きでした。当時は「文通」というものが流行っていて、私は小学生時代、当時子供向けの新聞を通して、岡山に住む1つ年上の女の子と文通をしていました。小学生だというのに、「京本政樹が好き」というマキちゃんがとてもハイカラなお姉さんに思えました。書いている内容も少し大人っぽくて、自分との違いに驚きながらも楽しかったものです。一度だけ、電話で話したことがありましたが、とても緊張してうまく話せなかったのを憶えています。どうしてあんなに緊張したんだろう?人見知りしたのかな? 大学時代、私は海外に頻繁で出かけました。短期留学をきっかけに海外によく行くようになり、大学でフランス語を... -
感動・共感を呼ぶストーリー
生活に「ストーリー」を~ストーリーの作り方
今日も「ストーリーテリング」関連で、実際に「ストーリー」がどんなところで、どんな風に使えるか?、「ストーリー」が使えるとなぜ良いのか、について書いてみたいと思います。 https://www.foster802.com/storytelling/ 【商品・サービスの紹介】 「ストーリー」が活躍する場として、一番に思い浮かぶのは商品やサービスの紹介です。「ストーリー」は(数ある商品・サービスの中で)なぜ、この商品(サービス)が良いのか、(数ある)コンサルタント・講師の中でなぜ、あなたを選ぶべきなのか、を際立たせてくれます。 例を挙げましょう。 あなたはアクセサリーを売っています。普通に商品を紹介した場合はこんな感じでしょうか。 「このペンダントは世界有数のパワースポット、ヒマ... -
感動・共感を呼ぶストーリー
人の心が動くのはどんな時?ー「What」より「Why」を
前回は「印象に残るストーリー」についてお話ししました。「結論」と同じくらい、話し手の「経験」が必要ということをお伝えしましたが、もう一つ大切なのが、話し手の「理念」を最初に伝えることです。言い換えると「なぜ、それを伝えたいか?(売りたいか?)」ということです。決して「何を伝えたいか?(売りたいか?)」ではないことに注意してください。 サイモン・シネック氏は2009年のTED TALKでそのことについて説明しています。シネック氏は これまで歴史上、偉大なリーダーたちであるマーティン・ルーサーキング牧師、ライト兄弟、スティーブ・ジョブズなどの「伝え方」について研究した結果、「ある共通パターン」があることに気づきました。そして、それはその他の人たち... -
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「印象に残るストーリー」とは?~「ゾウ」の話から
以前も書きましたが、私は現在「ストーリーテリング」について、主に話し方を中心に学んでいます。今日は以前尊敬する方に紹介されたTED TALKの例を参考に紹介します。 この講演は、中で説明されている「ナッジ理論(後述)」と共に、「ストーリーテリングの構成・組み立て方」についても、非常に勉強になりますので、是非一度ご視聴されることをお薦めします。 「心の中のゾウと仲良くなると、人は動く」(竹林正樹) 【ナッジ理論とは何か?】 竹林さんは「行動経済学」を専門とする経済学者です。専門は「ナッジ理論」で、竹林さんのウェブサイトによると、以下のように紹介されています。 Q ナッジって何ですか? A ナッジは、選択を禁止することも経済的インセンティブを大きく変... -
感動・共感を呼ぶストーリー
「ストーリーテリング」って何?
皆さんは「ストーリーテリング」について聞いてことはあるでしょうか? 「ストーリーテリング」とは、商品やサービスの提案、企業のブランディングなどにおいて、「伝えたいメッセージを物語として語る」手法です。一般的にビジネスの紹介は論理立てて説明することが鉄則とされる傾向にありましたが、最近はスティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツなど、名だたるビジネス界の著名人、TED TALKのスピーカー達がほぼ全て「ストーリー」を用いたプレゼンテーション、スピーチを行っています。今や「ストーリー」のないプレゼンテーションはないくらいです。 なぜ「ストーリー」が人々を惹きつけるのか? それは、その人と話す独自の「ストーリー」に聞き手が共感、共鳴するか... -
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コネクティング・ザ・ドッツ~自分の人生の「点」と「点」を結ぶ
私は人生の中で様々な経験、トライ&エラーを繰り返してきました。その一つ一つは一見一貫性のないものですが、後から振り返ると一つ一つの点が線となって繋がっていることが分かります。 皆さんの中にも、アップルの創業者であったスティーブ・ジョブズのスピーチについて聞いたことがある方は多いと思います。 https://www.youtube.com/watch?v=UF8uR6Z6KLc ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で講演した「Coneecting the dots(点と点を繋ぐ)」のエピソードは、彼が大学を中退した時にたまたま授業で潜り込んで学んだカリグラフィー(文字を美しく見せるための手法)の授業が、その後10年を経て、アップル・コンピュータのフォントの開発のヒントになったという話です。これはも...