ストーリーの作り方– category –
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ストーリーの作り方
「正論」を超えるショート・ストーリー
突然ですが、誰かに何かを改善してもらいたい時や主張したい時、あなたはどうしていますか?「〇〇だから、△△しましょう」と「正論」を伝えても、「わかるけど・・・」と相手が完全に納得していない感じはありませんか? そんな時に活躍するのが、「ショート・ストーリー」です。「ストーリーテリング」の日常での取入れ方について、以前コツを書きましたが、今日は1,2分程度の「ショート・ストーリー」を使うことにより、相手に伝えたいことを効果的に伝える「コツ」について、2つの例をもとに、解説してみたいと思います。 【例①:雨の日の車のライト】 まずは、雨の日の車のライトについてのAさんのストーリーから始めましょう。Aさんはある雨の日に散歩をしていました。雨の中をゆ... -
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ストーリーテリング~ 人々が「行きたくなる」場所の創り方
ストーリーテリングを学ぶ人たちの中には、個人事業主の方も多いです。自分たちのお店やビジネスをする中で、「ストーリー」を使って効果的な集客をしたいと思うからです。 そんな方たちのために、今日は一つ具体的な事例を使って、効果的なストーリーの使い方をご紹介します。例えばフラワーアレンジメントの教室をする人が新しい教室をオープンするとします。最終的な目的は集客、つまりその新しい教室の体験会に来て欲しい、ということです。そして、教室はパリのアパルトマンを想像させるような、木の窓枠の出窓のあるアンティーク調の素敵なお部屋。 その時、たとえば「この度新たに教室をオープンしました。そのお教室は今までの教室とは違い、パリのアパルトマンを連想させるよ... -
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コネクティング・ザ・ドッツ(その②)~子供の頃好きだったこと
以前、「コネクティング・ザ・ドッツ」について書きました。過去に経験したこと、好きだったことなどの「点」が思わぬ瞬間に「線」として繋がるという話です。 https://www.foster802.com/connectingthedots/ 今日は「子どもの時に好きだったこと」について考えてみました。よく、「自分が本当にやりたいこと」を考える時に、「昔好きだったこと」を思い出してみる、というワークを見ることが多いからです。 私の場合、以前「書くこと」についての思い出について触れました。その時に子供時代日記を書いていたこと、中学時代に作文を褒められた記憶が今でも自分の中に残り続けていること、について書きました。そして、長い年月を経て、この2年ほど前にニューヨークに来てから、再び書... -
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生活に「ストーリー」を~ストーリーの作り方
今日も「ストーリーテリング」関連で、実際に「ストーリー」がどんなところで、どんな風に使えるか?、「ストーリー」が使えるとなぜ良いのか、について書いてみたいと思います。 https://www.foster802.com/storytelling/ 【商品・サービスの紹介】 「ストーリー」が活躍する場として、一番に思い浮かぶのは商品やサービスの紹介です。「ストーリー」は(数ある商品・サービスの中で)なぜ、この商品(サービス)が良いのか、(数ある)コンサルタント・講師の中でなぜ、あなたを選ぶべきなのか、を際立たせてくれます。 例を挙げましょう。 あなたはアクセサリーを売っています。普通に商品を紹介した場合はこんな感じでしょうか。 「このペンダントは世界有数のパワースポット、ヒマ... -
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人の心が動くのはどんな時?ー「What」より「Why」を
前回は「印象に残るストーリー」についてお話ししました。「結論」と同じくらい、話し手の「経験」が必要ということをお伝えしましたが、もう一つ大切なのが、話し手の「理念」を最初に伝えることです。言い換えると「なぜ、それを伝えたいか?(売りたいか?)」ということです。決して「何を伝えたいか?(売りたいか?)」ではないことに注意してください。 サイモン・シネック氏は2009年のTED TALKでそのことについて説明しています。シネック氏は これまで歴史上、偉大なリーダーたちであるマーティン・ルーサーキング牧師、ライト兄弟、スティーブ・ジョブズなどの「伝え方」について研究した結果、「ある共通パターン」があることに気づきました。そして、それはその他の人たち... -
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「印象に残るストーリー」とは?~「ゾウ」の話から
以前も書きましたが、私は現在「ストーリーテリング」について、主に話し方を中心に学んでいます。今日は以前尊敬する方に紹介されたTED TALKの例を参考に紹介します。 この講演は、中で説明されている「ナッジ理論(後述)」と共に、「ストーリーテリングの構成・組み立て方」についても、非常に勉強になりますので、是非一度ご視聴されることをお薦めします。 「心の中のゾウと仲良くなると、人は動く」(竹林正樹) 【ナッジ理論とは何か?】 竹林さんは「行動経済学」を専門とする経済学者です。専門は「ナッジ理論」で、竹林さんのウェブサイトによると、以下のように紹介されています。 Q ナッジって何ですか? A ナッジは、選択を禁止することも経済的インセンティブを大きく変...