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14歳
先日娘が14歳になりました。 14歳ー私にとって、いちばん記憶のハッキリしている、いちばん古い過去です。13歳以前も断片的な記憶はもちろんあるけれど、自分の中で、なぜか14歳の時ほど鮮明で、鮮やかに蘇る年はないのです。それほど、「14歳」という年は特別な1年間でした。 引っ越し、転校、初めての朝シャン、ヘアドライヤーとの格闘の朝・・・。初めて一人で洋服を買いに行ったのも14歳でした。私が今やっている「書くこと」に繋がる「作文」で表彰されたのも14歳の時。これをきっかけに、色々なことに自信が持てるようになった記憶があります。 部活を一生懸命やり始めたのも14歳。それまでは「消去法」で何となく入っていた陸上部でしたが、大学出たての「熱血先生」の指導のも... -
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出会いと再会と
年末年始は日本に一時帰国をしています。もうすぐその期間も終わってしまうが、約10日間の間に延べ50人以上の方にお会いすることができました。去年1年間は新しいことを色々と始めたので、その関係の人が多かったです。2022年もニューヨークに渡ってから、仕事以外で何か自分の活動をしたくていくつかのことを始めたのですが、去年はそこから派生して「これもやりたいな」「あれもやってみようかな」ということがさらに4つ5つほど・・・。なかなか全てに100%全力投球することはできないのですが、どれも学びと共に新しい出会いがあり、楽しみながら交流できている。仕事以外の場で身を置く世界があるのは有難いことです。 日本にいて、嬉しいのが時差のないこと。各種コミュニティの活... -
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「自分」を超える
この数ヶ月、私には取り組んでいたことがあります。それは、英語でスピーチをすること。スピーチといっても、私が自分で作った文章を伝えるのではなく、オバマ元大統領がかつて2016年に広島を訪問した時に発表したスピーチを朗読するというもの。これは私がオンラインで学んでいる英語学校での取り組みですが、この学校ではこれを「朗唱」と呼んでいます。朗読でもないし、暗唱でもない、「朗唱(声高く歌ったり、詩歌を読み上げたりすること)」です。 さて、この朗唱、やることは「Obama Hiroshima」の17分ほどのスピーチを7分割?くらいにして、1つのパート(約2分~2分半程度)を4ヶ月(パートによる異なるで全て覚えて、自分のスタイルでスピーチするというもの。そして最後には「... -
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「ファイブ・ゼロ?」
先日私のオフィスで小さなパーティをしました。全部で50人弱くらいの規模でしたが、予算も限られていたので、色々と手作りでやる必要がありました。お昼なので食事をケータリングして、飲み物を買って、と同僚と色々と準備をしていました。その中で食後のコーヒーをテイクアウトできるところはないかな、と探していたんです。 コーヒーのチェーン店でテイクアウト用のBOXを買うことも考えましたが、人数もそれなりだし、値段も嵩みます。今のニューヨーク、チェーン店で一番は安いスモールサイズのコーヒー1杯が約3.5ドル(1ドル150円だと525円!)します。とはいえ、オフィスで50人分を作るのも大変。そんなに大きなマシーンもないし・・・。 その時思いついたのが、出勤途中でいつも... -
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過去の私、今の私
以下は先日のストーリーテリングの講師講座で披露したお話なのですが、言語化してみることにしました。 20年前、私は最初の海外駐在でパリに赴任しました。当時、私はとても緊張していました。今でこそ、女性駐在員はあちこちに出ているのですが、その時は過去にヨーロッパに駐在した女性はおらず、私が初めてでした。 前任者は先輩の男性、仕事もフランス語も何もかも完璧に見えて、行く当所は「私が行って迷惑ではないかな?」「戦力ダウンと思われないか?」という不安でいっぱいでした。後から考えてみると、数年間駐在して帰国する人と、初めて海外で仕事をする人、同じ戦力である必要もないのですが、当時はそんなことを考える余裕もありませんでした。 実際に赴任してみると、そ... -
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夢に期日を
今回旅をしていて気づいたこと。 年月は本当に「あっという間」に流れていく。私が最初の駐在地のパリから戻った時「またいつでも帰ってこれる。」、そう信じていました。 でも、気づいたら、次に訪れることができたのはそこから15年も後のことでした。出産や子育て、そして仕事があり、簡単にヨーロッパに旅行に来れる状況ではなかったのが大きな理由でしたが、それにしても、それだけの間が空いてしまいました。 そして、その時「今度からはもっと間を空けずに戻ってこよう」と誓ったのだけれど、気づくとそこからまた4年・・・。その間にはコロナあり、アメリカへの駐在あり、とやはりそれぞれ事情はありましたが、それにしても、月日の経つスピードには驚くばかり。 今夏旅行をした...