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原体験を振り返ろう(その3)~自分の夢、叶えたかったこと(フランス、育児編)
前回は私が「海外に出たい、繋がりたい」と思っていたことについて書きました。その続きとして、フランスでの初めての駐在生活のこと、その後の育児生活について書きます。 https://www.foster802.com/https-www-foster802-com-formative-experience-3/ 【】 20代最後の年に初めて海外駐在でパリに行きました。仕事はそれなりに大変でした。駐在数日でフランス人ばかりの会議に出席し、意見を求められて発言する上司の姿を見て、「自分はとてもこんな風にできない」と焦って頭が真っ白になりました。フランス人と日本人のスタッフがいましたが、彼女たちより年下の自分が、仕事の指示をしなくてはいけない、でもフランス語も彼女たちに比べると十分ではない、そんな引け目を感じながら... -
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原体験を振り返ろう(その3)~自分の夢、叶えたかったこと(海外へ)
前回、前々回と「原体験」を振り返るシリーズを書いています。子どもの頃好きだったこと、苦労したこと、乗り越えたことについてお伝えしましたが、今日は「自分の夢、叶えたかったこと」がテーマです。皆さんは子どもの頃や若い頃、どんな理想や夢を抱いていたでしょうか? 私の場合は学生時代~社会人にかけて「海外に出たい、繋がりたい」という思いがありました。今回は私がどのようにその思いを抱き、育ててきたのか、今に至るのか、ということを振り返りながら書いていきます。個人的な話になりますが、どうぞお付き合い下さい。 【湧き出る興味】 海外ー私にとっては比較的身近な環境でした。父がその昔フランスに留学していたり、航空会社に勤務していたこともあり、我が家には... -
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原体験を振り返ろう(その2)~苦労して乗り越えたこと、何かをやるきっかけになったこと
前回は子供の頃好きだったことを振り返りましたが、今回は私たちの人生の転機となるような「苦労して乗り越えたこと、何かをやるきっかけになったこと」ついて考えてみたいと思います。 ㅤ https://www.foster802.com/formative-experience-1/ ㅤ 私の人生にもいくつか大きな転機がありました。今回はその中でも特に印象深い経験を2つお話しします。 【】 大学時代、私はフランス語の単位を落とし、その年は進級できない、という当時は立ち直れないくらい落ち込む挫折を経験しました。今思うと「たかだか1年」と思えるのですが、当初は自分の不運を嘆き、「なぜもっと要領よくやらなかったんだろう?」という後悔の念でいっぱいでした。でも、落ち込んでばかりもいられないので、「今度... -
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原体験を振り返ろう(その1)~子どもの頃に好きだったこと
スピーチをする上で、「自分のやっている仕事、活動について伝えたい」というニーズはとても高いです。ただ、それを伝えるには、「なぜあなたがそれをやっているのか」「なぜ(他の人ではなく)あなたである必要があるのか」ということが説明できると、より聞き手にとっても理解が深まります。そして、あなたが今やっている活動や伝えたいことには必ず「原体験」となる出来事があるはずです。今回はそんなあなたが「鉄板スピーチ」を作る上で、その「原体験」を振り返る、というテーマで書いていきます。 ㅤ 子どもの頃、私たちは無限の好奇心と探求心を持っていました。私も例外ではなく、いくつか夢中になっていたことがあります。今回は私のそんな経験を通じて、子ども時代の経験が... -
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ニューヨークでオペラを観ると?
昨日はオペラ鑑賞に行ってきました。オペラっていうと、高いチケット代を払い、かなり正装をしてかしこまって行く、というイメージがあるかもしれませんが、私はもっと気軽な感覚で行っています。 ㅤ ここニューヨークでオペラと言えば、Metroporitan Opera House(通称MET)。私の場合、シーズン初めから予約することもありますが、大抵は数日前にサイトを見て、安いチケットだと40ドル台で買うこともあります。もちろん、1Fのオーケストラ席で見るのは迫力がありますが、お値段もそれなりにしますし、途中で退席もなかなかしにくいものです(私の場合、電車の時間があるので)。だから、自分のペースで一番上のFamily Circle席や両側のBox席から見るのも気軽で、それはそれで良いもの... -
ニューヨーク生活
アメリカ人の発信力の秘密は?~地下鉄車内での出来事から
昨日は娘と1日マンハッタンに出かけていました。その道中、地下鉄の車内での出来事です。 【反対方面の電車に乗ってしまったわ!】 その日、私たちは1日中歩き、ようやく座ることができた帰りの地下鉄の車内でボーっと座っていました。次の駅に着いた時、正面の席の女性の声がしました。 「ああ、あなたはここに座りたいんですね、どうぞ!」 そう言って席を立った40代くらいの女性。空けられた席に疲れた様子の年配女性が座り込みます。なんだか疲れた表情です。 座ってしばらくすると、正面の路線図のパネル表示を見ていたらしいその年配女性が言いました。 「Oh my god!! 私は反対方面に乗ってしまったみたいだわ!」 悲嘆を隠さない表情。彼女の心配そうな顔はみるみる曇り、泣き出...