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ニューヨーク生活
アメリカ人の発信力の秘密は?~地下鉄車内での出来事から
昨日は娘と1日マンハッタンに出かけていました。その道中、地下鉄の車内での出来事です。 【反対方面の電車に乗ってしまったわ!】 その日、私たちは1日中歩き、ようやく座ることができた帰りの地下鉄の車内でボーっと座っていました。次の駅に着いた時、正面の席の女性の声がしました。 「ああ、あなたはここに座りたいんですね、どうぞ!」 そう言って席を立った40代くらいの女性。空けられた席に疲れた様子の年配女性が座り込みます。なんだか疲れた表情です。 座ってしばらくすると、正面の路線図のパネル表示を見ていたらしいその年配女性が言いました。 「Oh my god!! 私は反対方面に乗ってしまったみたいだわ!」 悲嘆を隠さない表情。彼女の心配そうな顔はみるみる曇り、泣き出... -
プライベート
14歳
先日娘が14歳になりました。 14歳ー私にとって、いちばん記憶のハッキリしている、いちばん古い過去です。13歳以前も断片的な記憶はもちろんあるけれど、自分の中で、なぜか14歳の時ほど鮮明で、鮮やかに蘇る年はないのです。それほど、「14歳」という年は特別な1年間でした。 引っ越し、転校、初めての朝シャン、ヘアドライヤーとの格闘の朝・・・。初めて一人で洋服を買いに行ったのも14歳でした。私が今やっている「書くこと」に繋がる「作文」で表彰されたのも14歳の時。これをきっかけに、色々なことに自信が持てるようになった記憶があります。 部活を一生懸命やり始めたのも14歳。それまでは「消去法」で何となく入っていた陸上部でしたが、大学出たての「熱血先生」の指導のも... -
(主宰コミュニティ)「伝わる!スピーチ道場」・勉強会
「スピーチ勉強会」を3回やってみて
3月9日(土)、スピーチ勉強会の3回目を実施しました。今回も15名の方にご参加いただきました。有難いことです! 今回は「内容・構成」と「話し方」を90分でまとめてやったので、皆さんのアウトプットの時間が過去2回に比べて限られていたのですが、それでも終了後、残って下さった方達に感想をお聞きすることができました。 【2つの悩み】 皆さん悩まれているのが「話す時に頭がゴチャゴチャになってしまう」ということ。これは私も経験がありますが、話す前にメモなどにポイントを書いておくと、かなり防ぐことができます。 それとともに、今回の勉強会でお伝えしているのは普段の気づきを「出来事ー気づきー行動」のように3ステップで書き出していくことです。 これを書き出して、順... -
(主宰コミュニティ)「伝わる!スピーチ道場」・勉強会
「伝わる」ってどういうこと?~スピーチ勉強会(3回目)に向けて
3月9日(土)に3回目の「スピーチ勉強会」を開催します。この勉強会、1回目はスピーチをする上での「内容・構成」について、2回目では「話し方」について取り上げました。今回の3回目はこの2回分をギュっと凝縮してまとめた形でお届けるする予定です。 https://www.foster802.com/speechws-1/ https://www.foster802.com/speechws-2/ ちょっと「ネタバレ」になるかもしれませんが、私が今回お伝えしようと思っていることを書きます。もし出て下さる方がいれば、「予習」として見ていただけると嬉しいです。 【人前で「上手に」話せないのは当たり前!】 スピーチ、もっと非公式な発表など、日常の社会生活で私たちは「話す」場が結構たくさんあります。でも、なかなか慣れない・・・。... -
スピーチのポイント
「掛け算」のチカラ
スピーチや自分のやっていることを紹介をする上で欠かせないのが「あなたが何者であるか」という「肩書き」。その時に、できれば、「その他大勢」ではなく、人の印象に残ったり、後でも記憶してもらえるような紹介ができると良いですよね。 では、そのためにはどんなことを心がけたら良いのでしょうか?今日は私たちがどのようにして、色々な要素を組み合わせ、自分を価値のある存在にできるか、ということについて書きたいと思います。キーワードは「掛け算」です。 自分の「顔」はいくつある? あなたの社会人としての肩書が「会社員」だとします。でも、通常はそれ「だけ」の人は少ないですよね。会社員であるとともに、妻であり、母親であり(つまりワーキングマザー)、お... -
ビジネス書
「そのひとこと」を飲み込む前に
佐藤政樹さんの著書『人を「惹きつける」話し方』の中で「人見知りを直す『声をかける習慣』」という項目があります。人は誰しも気づいてもらえたり、好意的な言葉をかけてもらえると嬉しいものです。でも、私たちは何か心に浮かんだとしても、余程親しい間柄でもなければ、その言葉を「飲み込んで」しまいます。それがたとえ相手を喜ばせるポジティブなものであったとしても・・・。 よく考えるとそれはとっても勿体ないことですね。でも、私たちはシャイだから、「これを言っても余計なお節介かな」とか「なんだか気恥ずかしいや」でなかなかそのひとこと、が言えません。正確に言うと、頭に一瞬浮かんだとしても、すぐに「やっぱり、いいや」と「なかったこと」にしてしまうのです。...