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ビジネス書
1%の本質を最速でつかむ「理解力」とは?①~脳内に「理解の箱」を増やそう!
Clubhouseの人気Room「耳で読むビジネス書(耳ビジ★)」で特集した山口拓朗さんの「1%の本質を最速でつかむ『理解力』」を読んで。 【「理解したつもり」を卒業する】 全ての仕事、人間関係、行動は「理解すること」からはじまると言う。でも、私達は日頃のコミュニケーションでお互いの「意図していること」を100%くみ取って理解し合えているだろうか?私の場合、まだ答えはNOだ。でも、それができるようになれば、人より一歩も二歩もリードすることができる。その能力を高めることで「人生全体に大きなリターン」をもたらすとしたら・・・やらない手はないだろう。この本は「理解したつもり」という壁を乗り越えて、深みへと踏み込む力付けることを目的としている。 【「理解の箱... -
小説
「仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ(川上徹也 著)」~人への愛と感謝を学ぶ
Clubhouseの人気Room「耳で読むビジネス書(耳ビジ★)」で特集した川上徹也さんの本書を読んで。 この本は大手出版取次店に就職し、大阪支社に配属された東京生まれ・東京育ちの新人社員・大森理香を主人公として描かれている。出版取次店とは、本の流通段階で出版社と書店を結ぶ大事な役割を果たしているが、各書店への本の配置などはこの取次店の采配で決まるため、出版界では非常に大きな存在である。この理香が仕事を通じて出会うのが尼崎にある小林書店の店主、由美子さんとの出会いを通じて成長していく姿を描いている。 私もかつて、20代の頃に出版関係の部署にいたことがあり、この「取次店」とのやり取りや、数少ないが書店周りを経験したことがあった。また、その直後に大阪... -
ビジネス書
お金の話②~複利のチカラと分散投資
前回に続き、お金の話第2弾。 【複利のチカラ~投資の極意】 前回「つみたて投資」で、時間を味方につける「ドルコスト平均法」などについて書いたが、時間を味方につけるのは、リスクの分散だけではなく、投資を続けることによる「複利のチカラ」を利用することも大きい。「複利」とは何だろう?以下に分かりやすくまとまっているので紹介したい。 複利 複利とは、「利子にもまた利子がつく」ということです。 たとえば、100万円を年利3%で銀行に預けた場合、1年後には103万円になります。では、この103万円をそのままもう1年預けた場合、いくらになるでしょうか。 答えは、106万円ではなく、106万900円です。1年目の利子3万円にも、2年目に3%の金利がつき、これが900円になるためです... -
ビジネス書
お金の話①~時間を味方にする、投資の極意
今回はお金のお話。 最近のClubhouse「耳で読むビジネス書(耳ビジ★)」で紹介されていた山口京子さんの「貯金ゼロから始める『新へそくり生活』のススメ」では、とかく難解で遠ざけてしまいがちな「お金、投資の話」をわかりやすく解説していた。今回の回をきっかけに「私も始めてみよう!」と証券口座を開設した人続出の回であったので、これを機に私も「投資」について頭の整理がてら、まとめてみようと思う。 【りんごの話】 この本で一番印象に残ったのは以下の部分(本書から引用しているが、一部省略して記載している点はご了承願いたい)。 いきなりですが、あなたは、毎月1万円のおこづかいで、りんごを買います。プレミアムんごですから、ちょっとお高いです。 1カ月目、りん...