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ストーリーの作り方
人の心が動くのはどんな時?ー「What」より「Why」を
前回は「印象に残るストーリー」についてお話ししました。「結論」と同じくらい、話し手の「経験」が必要ということをお伝えしましたが、もう一つ大切なのが、話し手の「理念」を最初に伝えることです。言い換えると「なぜ、それを伝えたいか?(売りたいか?)」ということです。決して「何を伝えたいか?(売りたいか?)」ではないことに注意してください。 サイモン・シネック氏は2009年のTED TALKでそのことについて説明しています。シネック氏は これまで歴史上、偉大なリーダーたちであるマーティン・ルーサーキング牧師、ライト兄弟、スティーブ・ジョブズなどの「伝え方」について研究した結果、「ある共通パターン」があることに気づきました。そして、それはその他の人たち... -
ストーリーの作り方
「印象に残るストーリー」とは?~「ゾウ」の話から
以前も書きましたが、私は現在「ストーリーテリング」について、主に話し方を中心に学んでいます。今日は以前尊敬する方に紹介されたTED TALKの例を参考に紹介します。 この講演は、中で説明されている「ナッジ理論(後述)」と共に、「ストーリーテリングの構成・組み立て方」についても、非常に勉強になりますので、是非一度ご視聴されることをお薦めします。 「心の中のゾウと仲良くなると、人は動く」(竹林正樹) 【ナッジ理論とは何か?】 竹林さんは「行動経済学」を専門とする経済学者です。専門は「ナッジ理論」で、竹林さんのウェブサイトによると、以下のように紹介されています。 Q ナッジって何ですか? A ナッジは、選択を禁止することも経済的インセンティブを大きく変... -
プライベート
まとめるスキル
前回のブログで、自分がなぜ「書くこと」を好きになったのか、という話について書きましたが、その部分と自分がこれからやりたいと思っている「文字を通して、人、モノ、コトの魅力を表現していく」ことにどう繋がっていくのか、自分なりにここ数日、考えていました。 なぜ自分が「文字」に惹かれるのか、限られた文字数に表現することにこだわりたいのか、特に後者について、直接のきっかけとなったのは、音声型SNSのClubhouse「耳で読むビジネス書(耳ビジ★)」でした。こちらで紹介された柿内尚文さんの『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』と弓削徹さんの『届く! 刺さる! ! 売れる! ! ! キャッチコピーの極意』の週がとても印象に残っています... -
プライベート
私と「書く」こと
前回は「ストーリーテリング」について書きました。今日はなぜ、私が「書くこと」が好きになったか、についてお伝えしたいと思います。 私は子ども時代、どちらかというと「どんくさい」子で、あまり要領が良い方ではありませんでした。家でおしゃべりをするのは好きでしたが、外では人見知りで、あまり色々な人と話をしたり、授業中積極的に発言をするタイプではありませんでした。今はどちらかというと積極的に映るかもしれませんが、昔はできるだけ人前に出たくない、壁のようにひっそりとしていたかったのです。 でも、本を読んだり、日記を書くのは大好きでした。皆さんも経験があるかもしれませんが、小学校の中学年くらいまでは、毎日日記を書いて先生に提出していました。先生... -
ストーリーの作り方
「ストーリーテリング」って何?
皆さんは「ストーリーテリング」について聞いてことはあるでしょうか? 「ストーリーテリング」とは、商品やサービスの提案、企業のブランディングなどにおいて、「伝えたいメッセージを物語として語る」手法です。一般的にビジネスの紹介は論理立てて説明することが鉄則とされる傾向にありましたが、最近はスティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツなど、名だたるビジネス界の著名人、TED TALKのスピーカー達がほぼ全て「ストーリー」を用いたプレゼンテーション、スピーチを行っています。今や「ストーリー」のないプレゼンテーションはないくらいです。 なぜ「ストーリー」が人々を惹きつけるのか? それは、その人と話す独自の「ストーリー」に聞き手が共感、共鳴するか... -
プライベート
今日の日常は「明日の」日常ではないと思った話~「内なる言葉」言語化チャレンジ
今日は自分が心の中で感じた「内なる言葉」を言語化するチャレンジとして、つい最近、「今日の日常は『明日の』日常ではない」ということを感じた体験を話します。 先日、16歳の息子が夜塾に行くとき、初めて配車アプリ(U社とかL社などの)を利用しました。普段は夫が車で送って行ってくれるのですが、生憎一時帰国中です。私はその日出勤で、無理をすれば送っていくことはできたのですが、帰宅後急いで夕食を作り、食べさせ、何とか車に乗せて送り出すのが精一杯でした。息子が出かけた後、娘とホッとして夕食を食べていました。 すると12,3分ほど経過した頃、息子から着信がありました。「行き先が違うみたいだよ」と。私が彼のスマホに入力したのですが、違っていた!?私は慌てて...