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心の中を言語化する
言葉を発する理由
音声型SNSの番組「耳で読むビジネス書」で登場した佐藤政樹さんの『人を「惹きつける」話し方』。こちらで紹介されていることが、日頃勉強している「ストーリーテリング」や「話し方」とも重なるところ大だったので、シリーズでご紹介したいと思います。 私は今まで、「ストーリー」や色々なことを語る時、フラットに聞こえてしまいがちでした。話の中身やそのにもよりますが、アナウンサーのように、綺麗に読むことを意識し過ぎて、人の心に訴えるような話がなかなかできないのがコンプレックスでもありました。でも、この本を読んで、その理由や克服法がわかったような気がしました。 【ありのままの自分】 著者の佐藤さんは23歳でバレエを始め、28歳であの「劇団四季」のオーディシ... -
プライベート
どうせ同じ時間を過ごすなら?~やってしまった出来事
私の最近「やってしまった」出来事をシェアします。 【一体、いつやるの?】 1ヵ月ほど前、娘(中2)が英検(一次試験)を受検した時の出来事。その級の受検は3回目だったのですが、過去2回、娘はあまり本腰で勉強をしている様子がなく、前回不合格だった際は「次こそがんばる」と決意していました。私もいつにないやる気に満ちた彼女の姿を見て「よし、今度は私もサポートしよう!」と思っていたのです。 しかし、その燃えるようなやる気は数日で燃え尽き、あっという間に娘の日々はスマホとインターネットに夢中になる時間へと戻ってしまいました。学校や塾の宿題もあるのですが、「英検」の勉強は後回し、後回しになっていました。私が憶えた単語のテストをしようとしても、その直前... -
プライベート
イメージの底力~「スプーン曲げ」から学んだこと
先日、とあるきっかけからZOOMを通して、「スプーン曲げ」を体験することになりました。教えてくれたのは、ストーリーテリングの講座仲間のヨシミさん。彼女は本業はピアノの先生なのですが、その他にも色々な趣味、特技をお持ちのチャーミングな女性です。ヨシミさんは、一度「スプーン曲げ」を経験し、その一回だけで「きっと次もできる」と確信、既にお友達にも一回シェアしたばかりだという話でした。とてもチャレンジングかつ行動力のある女性です。 【スプーン曲げ?】 「スプーン曲げ」、私はそれまで考えたこともやろうと思ったこともありませんでしたが(正確には「やれる気がしなかった」)、「皆でやってみません?」という彼女の愛嬌たっぷりなお誘いに、思わず「やります... -
コミュニケーション
言葉の力~相手の自己重要感を満たす
人と話をする時、何かを伝える時、その内容以前に重要なのが、その相手を尊重する気持ちです。今日、ストーリーテリングの講座仲間とスピーチの練習会をしていた際に、ちょうどそのことが浮かび上がってきたので、それについて書いてみます。 Aさんの話。 Aさんはある大きなイベントに参加した際、参加すること自体に精一杯で、事前の準備が疎かになってしまったそうです。一方で、その中で同じ組織から参加した人の中には、きちんと自分たちの参加の目的を考え、伝えるべきことを事前に練習して用意したり、相手側への手作りのお菓子を作ったり、完璧に準備されていた方もいたそうです。 それを見て、Aさんは自分とのあまりの違いに落胆していました。「私もただ行くだけではなく、彼... -
ストーリーの作り方
ストーリーテリング~ 人々が「行きたくなる」場所の創り方
ストーリーテリングを学ぶ人たちの中には、個人事業主の方も多いです。自分たちのお店やビジネスをする中で、「ストーリー」を使って効果的な集客をしたいと思うからです。 そんな方たちのために、今日は一つ具体的な事例を使って、効果的なストーリーの使い方をご紹介します。例えばフラワーアレンジメントの教室をする人が新しい教室をオープンするとします。最終的な目的は集客、つまりその新しい教室の体験会に来て欲しい、ということです。そして、教室はパリのアパルトマンを想像させるような、木の窓枠の出窓のあるアンティーク調の素敵なお部屋。 その時、たとえば「この度新たに教室をオープンしました。そのお教室は今までの教室とは違い、パリのアパルトマンを連想させるよ... -
心の中を言語化する
「当たり前」を知る効果
最近、年明けからずっと続いていたジョギングをお休みするはめになりました。『運動脳』を読んで以来、習慣にしていたジョギング、時間は短いものの、健康効果のみならず、思考をクールダウンし、色々なアイディアが浮かんでくる貴重な時間でした。 でも、数日前の夕方のランで足を挫いてしまいました…。 痛めたのは左の足首ですが、ここは一昨年、ニューヨークで迎えた1年目の冬、まだ慣れない「凍った階段」で足を滑らせて痛めてしまった古傷です。その後もなぜか、痛めるのは決まって同じ方の足。今回も「よりによって、なぜ左足をまたやってしまったのだろう」と恨めしく思っていました。 【「当たり前」だったこと】 幸い足は大事には至らず(おそらく)、サポーターを付けて普通...