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ストーリーの作り方
ストーリー作りのハードルを下げよう~ChatGPT活用のススメ(その2)
前回に続き、もう1つ「ChatGPT×ゴールデンサークルのプロンプト」を使ってストーリーを作る例をご紹介します。 ①プロンプト、テンプレートの情報を入れる ストーリーには、今日は「Why(なぜ)-どうやって(Why)―何を(What)」のテンプレートをご紹介します。 Why(なぜ):なぜ、それをやるのか? How(どうやって):どのように、やるのか。 What(何を):その商品、サービスは何か。 このテンプレートを「新しい化粧品シリーズを発表した、化粧品会社の研究開発メンバー」の情報を入れ、ストーリーを作ってみます。 ========================== 例2)ChatGPT×ゴールデンサークルのプロンプト あなたは心に響くストーリーを語るストーリーテラーです。以下のコンテンツで500字以... -
ストーリーの作り方
ストーリー作りのハードルを下げよう~ChatGPT活用のススメ
ストーリーは人の心に訴えるパワーがあります。それは(1)心を動かし、(2)行動を促し、(3)記憶に残るからです。とは言え「ストーリー作り自体がハードル高い」と感じている人も多いでしょう。そこで今日は、ChatGPTを使って簡単にストーリーを作る方法をお伝えします。 【ChatGPTに入れるべきこと】 ①プロンプト、テンプレートの情報を入れる ストーリーには、まず基本のテンプレートがあります。今日は「日常-解決する出来事―新たな日常」のテンプレートをご紹介します。 日常:以前の姿(~出来事が起きるまで) 出来事:新たな出来事、葛藤 新たな日常:現在の姿 従来は(といっても私がストーリーテリングを学び始めた2023年の年明けくらいは)このテンプレートに文章を入... -
ストーリーの作り方
22倍のインパクト!記憶に残るストーリーの力
「ストーリーで語ったことは忘れない」と言われますが、それはなぜなのでしょうか?実際に、単なる事実の羅列で伝えるより22倍記憶に残りやすいという研究結果も出ています(スタンフォード大学ビジネススクールのジェニファー・アーカー教授による)。今日はその理由を具体的に探っていきます。 【なぜ記憶に残るのか】 ストーリーはなぜ記憶に残るのでしょうか。3つの理由があります。 1.感情を揺さぶる BBCの提供する「How stories shape our minds」によると、「物語を語る者が世界を支配する」というネイティブ・アメリカンのことわざ通り、物語(ストーリー)には想像を超える力があると語っています。この特集では子供たちに人気の2冊の本『ハリーポッター』と『ドラキュラ』... -
プライベート
「ファイブ・ゼロ?」
先日私のオフィスで小さなパーティをしました。全部で50人弱くらいの規模でしたが、予算も限られていたので、色々と手作りでやる必要がありました。お昼なので食事をケータリングして、飲み物を買って、と同僚と色々と準備をしていました。その中で食後のコーヒーをテイクアウトできるところはないかな、と探していたんです。 コーヒーのチェーン店でテイクアウト用のBOXを買うことも考えましたが、人数もそれなりだし、値段も嵩みます。今のニューヨーク、チェーン店で一番は安いスモールサイズのコーヒー1杯が約3.5ドル(1ドル150円だと525円!)します。とはいえ、オフィスで50人分を作るのも大変。そんなに大きなマシーンもないし・・・。 その時思いついたのが、出勤途中でいつも... -
ストーリーの作り方
話に深みをもたらす「事例」の力
「ストーリーテリング」を語る上で欠かせないのが「事例」です。何かを説明する時に、「例えばね」と伝えることで、各段に話が分かり易くなりますよね。事例は話の中で非常に重要な役割を果たし、その話がどれだけ伝わるかを大きく左右します。 例えばですが、「先週は観光地がとっても混んでいたの」と説明する時、「まるで土曜日の渋谷のセンター街のように」とか「お正月の神社くらい」などと表現すると、「ああ、人では溢れかえっていたのだろうな」と容易に想像することができます。 【事例の効果】 事例があることのメリットとして、以下の3つが挙げられます。 1.理解しやすい: 抽象的な概念や複雑な話でも、事例を使うことで具体的にイメージしやすくなります。 例えば、抽象... -
ストーリーの事例
「奇跡のリンゴ」で学ぶ!ビジネスシーンでのストーリー展開
前回はビジネスシーンで有効なストーリーの種類について、ご紹介しました。今回は、なぜビジネスの場においてストーリーを使うと良いのか、他社や他の製品・サービスと差を付けられるのか、について書きたいと思います。また、それらを受け、具体的にどのようにストーリーに落とし込み、展開していくのかについてもご提案します。 【なぜビジネスシーンでストーリーを使うと良いのか】 1.人の感情が動き、共感を得られる ストーリーを目にすると、人の「感情が動き」、共感が得られます。人は単なるデータではなく、その背景にあるストーリーによって、共感したり、同情したり、と感情が動きます。さらにはその商品、サービス、あなたのファンになることもあります。 2.オンリーワ...