ストーリーテリングについて語るブログ

出会いと再会と

年末年始は日本に一時帰国をしています。もうすぐその期間も終わってしまうが、約10日間の間に延べ50人以上の方にお会いすることができました。去年1年間は新しいことを色々と始めたので、その関係の人が多かったです。2022年もニューヨークに渡ってから、仕事以外で何か自分の活動をしたくていくつかのことを始めたのですが、去年はそこから派生して「これもやりたいな」「あれもやってみようかな」ということがさらに4つ5つほど・・・。なかなか全てに100%全力投球することはできないのですが、どれも学びと共に新しい出会いがあり、楽しみながら交流できている。仕事以外の場で身を置く世界があるのは有難いことです。

日本にいて、嬉しいのが時差のないこと。各種コミュニティの活動は日本の夜時間に行われることが多いので、大抵早朝5~7時から開始でした。面倒臭いことに、米国は一部の地域を除き夏時間と冬時間があります。そのため時差の調整に一苦労。それでもなんとか慌てて起きて参加していたんだけれど。今までは「日本は何時かな?」と考えながら皆さんに連絡するのが常だったのだが、こちらでは時間を気にせず連絡できるのが嬉しいですね。

年が明けてから初めて、朝6時~の「朝カツ」というものにも参加してみました。私の所属する「瞬読」(山中恵美子さん主宰)のコミュニティでは365日、毎朝30分、活動をしています。zoomで繋ぎながら各自好きな活動をして、最後に挨拶やコミュニケーションの時間を取り終わるというスタイル。「毎朝同じ時間に起きて、皆で30分を積み上げる」という行為が「チリツモ」で雪だるまのように大きくなっていく、と思うと私も何とか30分を捻出しよう!という気になります。30分は1日のうちのわずか2%に過ぎないのですが、1年間で10,800時間(今年はうるう年だから10,980時間か)!ニューヨークに帰ってもこの30分は確保するぞー!とここで誓うのでした(そのためには11時には就寝する!)。

去年はこのコミュニティの人たちと、この前の時間である5:30~(NY時間は15:30~)、英語の朗唱の練習を開始しました(私の場合週末だけですが)。今年も既に土日に開催しているようです。前向きな人たち!

今回は一部を除き、初めてリアルでお会いした方が多かったのですが、皆さん直接会うとさらにエネルギーを感じるし、この後オンラインでお会いしても、きっともっと親しく感じられることは間違いないです。そして、何人か少人数で会えた人たちとは昔から知っていた「同期」のような連帯感を感じることができました。それぞれバックグラウンドは様々だけれど、今やっていること~今後やりたいことを語ったり、アドバイスし合ったり、夢がある至福の時間。これもオンライン越しでも、相手のことを少しずつ知る過程の積み上げがあってこそで、今までの時間も決して無駄ではなかったのだな、と思えます。

自分のチャレンジとしては、今後「ストーリーを使ったスピーチ、プレゼンをする」という勉強会の場をいただけそうなので、それに向けて準備するモチベーションができました。そして、有難いことに「ニューヨークに遊びに行きます!」と行ってくださった方も複数。私も皆さんに満足する滞在をしてもらえるよう、色々と調べるモチベーションが湧きます。

それと共に、ストーリーをビジネスに活用できるようなセールスライティングについても勉強していきたいです。今まで、感覚的に人にアドバイスすることはあったのですが、体系的に勉強して、単なるストーリーで終わらず、「結果を出せるストーリー」を書ける人になろうと思います(これは昨日お会いできた『感情営業術』などの著者の高橋貴子さんのお話を聞いて感じたこと)。

今回は一部になってしまうのですが、旧友たちにも再会することができました。30年以上前から知っている仲間。学生時代から社会人になっても、結婚しても、ずっと繋がっていられる仲間がいることは有難いですね。彼らの中には私が今何を勉強しているか、どんな活動をしているかまったく知らない人もいるけれど、それもまた面白いのです。彼らの中では、背伸びをしない、昔のままの自分でいられるからです。

そして、今年も3月で100歳になる祖母にも再会することができました。去年も「最後になるかもしれない」と思いながら、皆で食事会ができたのですが、今回は自宅でまた再会して話をすることができました。100歳近くなると、孫だかひ孫だか時々混乱することはあるようですが、「なんだかロシアが悪いんでしょう?」なんて戦争の話をしたり、歴史の話をしたり、まだ頭はかなりしっかりしていて、私の中ではよく横浜にショッピングに連れて行ってもらった小学生時代の祖母の面影がそのまま残っています。

次に日本に帰ってくる時は本帰国なのか一時帰国なのかわかりませんが、今回の出会いを生かし、掛け算してパワーアップした自分で帰って来たいと思います。外からみると、安全で清潔で食べ物がおいしくて(そして安い)日本。一方で、日本ほど地震、台風など自然災害が多い国もなかなかないのではないかと思う。今年は能登半島地震や飛行機事故など、新年早々大変な出来事が続いていますが、これまでの災害時にそうだったように、一歩一歩、復興に向けて力を取り戻してくれることを願いたいです。

こんな感じで2024年の年明けは日本で迎えましたが、今年の私のモットーは「即断即決即実行(これは赤羽雄二さんが普段提唱されているモットー)」と「退路を断つ(何事も安易な方に逃げない)」。行動し、結果を出せる自分でありたいです。時間は有限だから。皆さんにとっても実りある1年となりますように。

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この記事を書いた人

米・ニューヨーク在住。ストーリーを使った「ストーリートーキングⓇ講座」認定講師。スピーチコミュニティ「伝わる!スピーチ道場」主宰。
こちらのブログでは「ストーリーテリング」、「スピーチ」を中心に、書くことで人の強みを発掘し、話すことで相手の心を掴む話し方、をテーマに書いています。

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