「エイト&ボブ」に学ぶストーリーの魔法
皆さんは「エイト&ボブのストーリー」を聞いたことがあるでしょうか? 1930年代の南フランス・コートダジュール。アルベール・フーケは香水作りの天才で、当時彼が自分のために作ったの秘密の香水は地元で話題でした。ある日、当時まだ米国の大統領でなかったジョン・F・ケネディ(JFK)と出会い、彼もその香水に魅了されました。「これは何の香水?」とケネディ。フーケは「私の秘密の香水ですよ」と答え、ケネディはその場でその香りの虜に。その「秘密の香水」はレシピも秘密でもちろん一般に公開されることはありませんでした。 帰国後もその香りが忘れられなかったケネディは「8つの香水を私に、そしてもう一つを弟のボブに」と香水を送ってもらうことを依頼する手紙を出します。...